日頃の練習成果を披露 美容技術選手権大会

 組合員の技術向上と美容業界の発展を図ろうと、県美容業生活衛生同業組合(村田博文理事長)は17日、ビッグ愛1階展示ホール(和歌山県和歌山市手平)で第52回県美容技術選手権大会を開いた。

 競技は組合員が参加する一般の3種目、和歌山高等美容専門学校とIBW美容専門学校の両生徒参加の4種目、会場内の展示作品を投票形式により順位を決める組合員と生徒が参加する2種目の合計9種目。出場者92人が真剣な表情でヘア用のモデルウィッグや、着付け用ボディーと向き合い技を競った。

 大会委員長で同組合理事長の村田さんは「この大会を通して専門学校の生徒の皆さんの若いエネルギーを感じる。結果にかかわらず個々の課題を克服するためにも練習を重ねることによって技術を蓄積し自身の財産となるので、いっぱい経験してほしい」とし、また「5月21日に理事長に就任したが、組合の良さを理解してもらい、1軒でも多く組合へ加入してもらえるよう広報を中心に活動する。あわせて任期中に組合員から全国大会へ出場し入賞を果たす人材を輩出したい」と大きな目標を掲げた。

 一般出場種目で優秀な成績を収めた参加者には、10月開催の全国大会への出場選考権を付与する同大会だったが、今回は審査基準に満たない結果となったため、出場見送りとなった。

 各部門の優勝者は次の皆さん。

 〈生徒出場種目〉【ワインディング部門】牧尾彩華【カット部門】武田侑士【浴衣着付部門】阿波寿々【留袖着付部門】永栄巴恵〈一般出場種目〉【ロングスタイル部門】野久保恵美【留袖着付部門】佐々木聡子【カット&ブロー部門】長硲柚衣〈総合出場種目〉【ネイルの部門】宮本咲己【ヘア&メイクの部門】山際里奈

実践さながらに髪を整える出場者

実践さながらに髪を整える出場者

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