東京2020記念貨幣を発行 財務省が11月から受付

 財務省は、2020年東京オリンピック・パラリンピック記念貨幣の第3次発行の概要を発表。1万円金貨、1000円銀貨、100円クラッド貨を販売し、11月1日から申し込みを受け付ける。

 1万円金貨は純金製で直径26㍉、重さ15・6㌘。裏面には大会エンブレム、表面には野見宿像「勝利」、ギリシャの女神像「栄光」と「心技体」の文字をデザインしている。販売価格は税込み12万2223円。4万枚を発行する。

 1000円銀貨は純銀製で直径40㍉、重さ31・1㌘。裏面には大会エンブレムとソメイヨシノ、イチョウの葉、表面には体操、柔道、卓球、車いすテニスの各競技をデザイン。販売価格は税込み9676円。各10万枚を発行する。

 100円クラッド貨は直径22・6㍉、重さ4・8㌘。裏面は大会エンブレム、表面はアーチェリー、カヌー、自転車、パラアーチェリー、パラ陸上の各競技となっている。各394・8万枚を発行する。

 金貨と銀貨は11月1日から3週間程度、申し込みを受け付け、方法の詳細は造幣局ウェブサイトで10月31日午後5時以降に公表する。クラッド貨は金融機関の窓口などで額面価格で引き換えを行い、開始日などは12月ごろに財務省が公表する。

東京オリンピック記念1万円金貨のデザイン(表面㊨)

東京オリンピック記念1万円金貨のデザイン(表面㊨)

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