夏に涼しい贈り物 ベニー園長にスイカ

 和歌山県和歌山市の和歌山城公園動物園は23日、人気者のツキノワグマのベニー園長に夏を元気に過ごしてもらおうと、スイカの器に盛り付けた特製パフェをプレゼントした。

 ベニーは推定26歳の雌で、人間では90歳以上の高齢になっているが、健康で食欲も旺盛。夏恒例の涼しいプレゼントは2012年から続いており、初期の氷から、飼育員らが工夫を重ね、現在のスイカパフェへとパワーアップした。

 ベニーはこの日、寝室からゆっくりと外に出ると、好物のモモや凍らせたバナナ、クマ用のペレットなどがたっぷり入ったパフェをなめ、スイカの器を倒して中身にかぶりつくなどして、じっくりと味わっていた。

 市和歌山城整備企画課の瀧本翔子主事は「昨年よりもおしとやかに食べていますね。蒸し暑くなっていくので、パフェで英気を養って、頑張ってほしいです」と話していた。

スイカパフェを味わうベニー園長

スイカパフェを味わうベニー園長

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