真夏の夜に大輪3000発 港まつり花火大会
「第67回港まつり花火大会」が28日、和歌山県和歌山市の和歌山港中埠頭(ふとう)南岸壁と第五岸壁で開かれ、約3万人の来場者が、夏の夜空を彩る約3000発の花火に見入った。
午後8時に尾花正啓市長が開会のあいさつ。「港まつりは昭和28年に始まり、平成、令和へと続いてきた。協賛していただいている個人、企業の皆さんや港の関係者、地域の皆さん、来ていただいている人たちのおかげです」と感謝し、来場者と共にカウントダウンを行い、打ち上げが始まった。
300㍍沖合の台船から、色とりどりの花火が次々と上がり、来場者は夜空に開く大輪を見上げ、スマートフォンで撮影するなどした。
会場には夜店が立ち並び、歩くのも大変なほどの人出でぎっしり。クライマックスの連発では、光がカーテンのように降り注ぎ、拍手が沸き起こった。
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