華やか、技あり、元気 ぶんだら節4連を表彰

 3日に和歌山城周辺で開かれた第51回紀州おどり「ぶんだら節」の審査結果が発表され、受賞4連の表彰式が27日、和歌山市役所で行われた。

 今回も「おどるんや~第16回紀州よさこい祭り~」との同日開催で、延べ約15万人の観客でにぎわう中、60連7051人が踊った。

 市内の報道関係者ら5人の審査で、「ぶんだら華やか賞」にアーツクラシックバレエ連、「ぶんだら技あり賞」に和歌山市婦人防火クラブ連合会連、「ぶんだら元気賞」に東京医療保健大学和歌山看護学部連が選ばれ、観客の投票による「ぶんだら市民賞」は、和歌山バトンCチーム連が3年連続で獲得した。

 表彰式では、尾花正啓市長と市紀州おどり実行委員会の宇治田良一会長が、各団体の代表者に賞状と盾を贈呈。尾花市長は「それぞれの魅力でぶんだら節を盛り上げていただき、ありがたい」と受賞連に感謝した。

 市婦人防火クラブ連合会の須佐光佐子会長は「これからも夏の祭典を通じて、市民の絆と防火防災の輪がより強固になることを目指す」と謝辞を述べた。

 開学以来2回目の出場で受賞した東京医療保健大学和歌山看護学部の2年生、芝睦生さん(19)と城本美波さん(19)は「元気賞があるのを知らなかったが、踊りを見た人に元気になってもらえて受賞できてうれしい」と話していた。

表彰式に出席した4連の皆さん