登下校時の安全確保 関係機関が協議会で連携
登下校時の子どもの見守り活動の取り組み方などを話し合う協議会が27日、和歌山県和歌山市の県庁北別館で開かれた。
2014年に岡山の女児誘拐監禁事件、兵庫県の女児殺害事件などが続いたことから事件の未然防止対策を推進しようと始まり、今回で7回目。県と県警や県教育委員会から24人が出席した。
県警の檜垣重臣本部長は「県内では依然、子どもの安全を脅かす事案が発生している。協議会で皆さんが取り組んできたことや方針について協議、検討、情報交換をしたい」、県教委の宮﨑泉教育長は「ことしは神奈川県川崎市で登校中の女児が殺害される事件があり、事件について自分たちに何ができるのかというのを突き付けられた。子どもが安全安心な生活を送るための有意義な会議になれば」とあいさつ。
出席者は昨年、国で決定された「登下校防犯プラン」に基づく取り組みや、昨年の会議以降の取り組みの成果、課題、子どもへのつきまといなどの事案について報告、情報交換を行った。
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