カードは渡さないで! 特殊詐欺の啓発活動
毎月10日の「特殊詐欺啓発強化日」にちなみ、11日にスーパーエバグリーンプラス和歌山北インター店(和歌山県和歌山市直川)で県警による啓発活動が行われた。
特殊詐欺被害は8月末時点で21件発生しており、被害額は3260万円に上る。9月に入ってからは警察官をかたって電話し、家を訪れてキャッシュカードを別のカードすり替える手口の犯行が増えている。
この日は県警と特殊詐欺被害防止アドバイザー、直川地区地域安全推進員ら14人が参加。ポケットティッシュと特殊詐欺の手口を紹介するチラシ250セットを配布した。
市内在住の森武さん(79)は「自分の家にも詐欺のような電話がかかってきたことがある。電話の相手とぶつかるようなことはせず、聞き流していけるようにしたい」と話していた。生活安全企画課犯罪抑止総合対策室の岡畑好紀室長は「まず銀行員や警察官が自宅にキャッシュカードを取りに行くことはない。相手が誰であっても、自分の大事なキャッシュカードを渡さないようにしてほしい」と訴えた。
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