駐車場の整備へ つつじが丘テニスコート

 和歌山市は、市立つつじが丘テニスコートに駐車場を新たに整備し、災害用の備蓄倉庫などの防災機能を持たせる。大規模大会開催時などに周辺の路上駐車が問題となっており、解消を図る。開会中の9月市議会に設計業務委託費2503万4000円を含む一般会計補正予算案を提出し、2020年度中の着工を目指している。

 同テニスコートは市の分譲住宅地「スカイタウンつつじが丘」内にあり、2014年7月にオープン。屋内4面を含む人工芝コート20面などの設備があり、15年の「紀の国わかやま国体」のテニス競技会場となった。

 市スポーツ振興課によると、国体後も各種大会などに使用され、利用者数は16年度が約6万2000人、17年度が約7万3000人。駐車場は132台(うち大型バス3台)分あり、普段の平日の利用に問題はないが、大規模大会の開催時などは駐車スペースが足りず、周辺の路上駐車が住民の迷惑となっている。

 新たに駐車場となるのは、コート南側に隣接する約1・9㌶の未利用地で、230台分を整備する。高台の立地条件を生かし、災害発生時は避難場所になる芝生広場も設け、保存食品や毛布、資機材などを備蓄する倉庫も設置する。

 市は、テニスコートを核に、幅広い世代がスポーツを通じて交流できる総合的な公園の計画を進めており、新駐車場の隣接地にはさらに、「スポーツゾーン」や「にぎわいゾーン」を整備する。

 内容は、ボルダリングやスケートボードなど東京五輪で注目度が高まっているスポーツの体験施設などを想定し、現在は市の案を住民に示し、協議している段階。20年度中に計画の構想を完成させたいとしている。

 尾花正啓市長は「防災拠点としても活用でき、若い人もシニア層もいろいろなスポーツができる公園にしていきたい。スカイタウンつつじが丘の価値も上がると思っている」と話している。

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