交通安全呼び掛け 小西博之さん一日西署長

秋の全国交通安全運動(21~30日)に合わせ、和歌山西署は22日、「交通安全フェスティバル」を和歌山県和歌山市の和歌山城砂の丸広場で開き、田辺市出身の俳優・小西博之さん(59)が一日署長を務め、交通安全の大切さを訴えた。

同署で鉛口恵吾署長から一日署長の委嘱を受けた小西さんは、祖父が戦前、県警の警察官だったこと、大学4年生の時に県警の募集要綱を取り寄せ、応募を悩んだこと、20代で刑事ドラマ「私鉄沿線97分署」に出演したことなど警察との縁が深いことを紹介し、「やっと呼んでいただいた。20代の頃から地元で一日署長がやりたくて、本当にうれしい。市民、県民の皆さんのために、微力ですが力になれれば」と意気込みを話した。

フェスティバルでは、県警音楽隊によるドリル演奏が行われ、警察車両のパトロール出発式に続き、小西さんと鉛口署長によるトークショーがあり、交通安全と命の大切さについて語った。

会場には、県交通安全協会和歌山西支部など同署管内の交通安全関係団体や、市駅グリーングリーンプロジェクトなどの地元団体がブースを出展。パトカーや白バイの乗車体験、子ども運転免許証の作製、飲食などの各コーナーに来場者が列をつくった。

一日署長の委嘱状を受け取る小西さん㊧

一日署長の委嘱状を受け取る小西さん㊧

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧