人物や風景を印象的に 写団「創生」作品展

写真クラブ、写団「創生」(藤吉修忠代表)による第24回展が30日まで、和歌山県和歌山市北出島の県勤労福祉会館プラザホープ2階展示室で開かれている。

同クラブは、同市を中心に県内各地に住む14人で構成。プロの写真家の山中健次さんから指導を受け技術を磨いている。

一人3点ずつ作品を出展しており、計42点が並ぶ。

撮影場所は県内の他、沖縄や伊豆大島などの離島、ベトナムなどさまざま。履物を並べる僧侶やゲーム機に熱中する異国の少女、線路に落ちた物を拾う駅員などを捉えた写真が展示されている。

作品はバラエティーに富み、藤吉代表(79)は「風景や自然の景色を撮った作品よりも人物に焦点を当てたスナップ写真が多いです。ここ2、3年で作品のレベルがどんどん上がっているのではないかと思います」と話す。

訪れた海南市の男性(62)は「作品ごとの個性を楽しむことができ、とても見応えがありますね」と話していた。

午前10時から午後5時(最終日は4時)まで。30日の午後3時からは、山中さんによる公開講評会がある。問い合わせは藤吉さん(℡073・462・1288)。

人に焦点を当てた写真が並ぶ

人に焦点を当てた写真が並ぶ

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧