芸術の秋、力作並ぶ 海南市美術展スタート
第15回海南市美術展が28日、日方の海南保健福祉センターで始まった。初日を飾るセレモニーでは授賞式や審査員による講評などがあり、多くの市民が作品の鑑賞を楽しんでいる。10月6日まで。
作品部門は洋画、日本画、書道、写真、工芸・手芸がありことしの出品数は234点。力作ぞろいの中、知事賞、市長賞など各賞が48人に贈られた。
洋画部門では同市下津町の岩本直子さんの作品「R」が知事賞に。岩本さんは布地や綿などで立体的に仕上げた表面を白を基調に彩色。イメージの膨らむ弧や円を思わせるアルファベットをタイトルにし「楽しく描きました」と笑顔だった。
神出政巳市長は「まさに芸術の秋。日頃の創作活動が実を結び、受賞の栄に輝かれたことはおめでたい」、同美術展の坂口卓平実行委員長は「今回の受賞を、県展や中央展へのさらなる飛躍へのステップにしてください」と話した。
午前9時から午後5時(最終日は3時)まで。各部門の受賞者は後日掲載。
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