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「健康な職場」づくりへ　安全衛生功労表彰

　「全国労働衛生週間」（１日～７日）初日の１日、和歌山市小松原通の和歌山県民文化会館で第５９回「県労働安全衛生大会」が開かれ、労働災害防止に取り組む事業所や個人が表彰された。

　（公社）県労働基準協会など８団体が主催。ことしのスローガンは「健康づくりは　人づくり　みんなでつくる　健康職場」で、労働者の健康管理や職場環境の改善など、労働衛生に関する国民の意識を高め、職場での自主的な活動を促して労働者の健康を確保することなどを目的に開催。

　開会で同協会の原口裕之会長が「県下の労働災害の発生状況をみると、昨年の死亡者は６人と過去最少も、死傷者数は一昨年より３７人多い１１５３人となっている。昨年度よりスタートした第１３次労働災害防止計画の目標達成について、一層の取り組み強化が求められる」とあいさつ。安全衛生対策の講演が行われ、メンタルプロデューサーの川谷潤太さんの特別講演もあった。

　本紙エリアで表彰を受けた事業所、個人は次の皆さん。

　【県労働基準協会長表彰】安全優良事業場賞＝日鉄物流㈱和歌山支店（和歌山市）▽安全功績賞＝嘉壽夫（㈱明松、同市）、南方一哉（花王㈱和歌山工場、同市）▽衛生功績賞＝毛見勝司（海南工機㈱、和歌山市）、吉野義広（三友工業㈱、同市）▽衛生推進賞＝三澤健二（丸栄産業㈱和歌山出張所、同市）

　【和歌山労働局長安全衛生表彰】優良賞＝㈱大林組大阪本店和歌山土木工事事務所（和歌山市）▽功績賞＝高井一治（林業・木材製造業労働災害防止協会県支部前事務局長、紀の川市）

　【中央労働災害防止協会無災害記録証中小企業無災害記録証】努力賞（第一種）＝㈱小松原西浜工場（和歌山市）