命に向き合う決意新た 高等看護学校で宣誓式

 和歌山県紀の川市西野山の県立高等看護学院で4日、看護学科一部47人の看護宣誓式が行われ、看護の道を志す決意を新たに宣誓した。

 点火の儀で学生らは看護の母「ナイチンゲール像」がともす火を分け与えられた。

 「少しの変化も見逃さず、一人ひとりの心に寄り添うことを誓います」「自分自身の言動に責任を持ち、目の前の命に向き合うことを誓います」など学生自身が考えた五つの言葉を声を合わせて宣誓した。

 澁谷貞子学院長は「宣誓から看護に対する熱意と心の充実感が伝わってきた。地域で活躍する看護師には総合的・包括的な知識と技術が求められる」とあいさつした。

 在校生代表の看護学科一部3年の西岡希和子さんは「常に学ぶ姿勢を持ち、看護とは何かを考えながら共に頑張りましょう」と祝い、1年の久保田紗代さん(18)は「看護師の仕事の重さを改めて感じた。患者さまの希望になれることを目指して仲間と共に頑張りたい」と意気込みを述べた。

ナイチンゲール像からともしびを移す学生

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