里親の制度を知って 県内スーパーで啓発活動
里親制度の認知度向上を目指す街頭啓発「One Love キャンペーン」が4、5日の両日、県内各地の商業施設で行われ、和歌山県里親会の会員や県職員らが啓発チラシを利用者に配布した。
NPO法人日本こども支援協会が主催。10月4日の「里親の日」にちなみ、全国各地で行われた。県内では、約450人の子どもが里親家庭や児童養護施設などで生活していることから、子どもの人数に合わせて約450枚のチラシを用意し、県内6カ所で配布した。
紀の川市貴志川町神戸のマツゲン貴志川店では4日、県里親会紀北支部の会員や里親支援専門相談員、県子ども未来課職員ら約10人が店の入り口付近でチラシ約30枚を買い物客に配り、里親制度をPRした。
里親の経験がある富松伸六県里親会会長は「里親は大変なこともあるが、夫婦間で会話が増えたり、互いの協力が進んだりすることもある。ぜひ関心を持ってほしい」と話していた。
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