獅子舞で無病息災願う 丹生神社で秋祭り

 和歌山県海草郡紀美野町西野の丹生神社(薮洋平宮司)で6日、秋祭りが行われた。爽やかな晴天の下、来場した約400人の住民らは、農産物の豊作と子どもの健やかな成長を祈った。

 祭りは、境内で「八房流南京玉すだれ紀の国」のメンバー6人による招福の芸で華やかにスタート。住民と、りら創造芸術高校生徒による獅子舞や、子どもら約100人のみこし、約75㌔の餅投げなどが行われ、法被に鉢巻き姿のかわいらしい子どもと親子連れらでにぎわった。  

 0歳と5歳の子どもを連れて参加した同地区出身の33歳の母親は「幼い子を大切にしてくれる地域なので暮らしやすいです。毎年参加して、お祭りを大切にしていきたいです」と笑顔だった。また、玉すだれの芸を披露したメンバーは「お祭りに呼んでいただいたことで、これまで知らなかった地域の再発見ができました。私たちも元気をもらえてうれしいです」、田津原昌宏総代長は「住民で結成している『さみどり会』の農産物も応援してください」と話していた。

無病息災を願い獅子に頭をかんでもらう赤ちゃん

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧