一緒に玉入れ 和工で園児と生徒が交流
和歌山県和歌山市西浜の県立和歌山工業高校で17日、校内体育大会が開かれ、「ようすい子ども園」(同市西浜)の園児約50人と同校女子生徒約130人が「球入れ競争」で交流した。
同校では約20年前から地域交流の一環として園児を招待。これまでに雑賀、ひかり、ナザレの3幼稚園とも交流してきた。
ようすい子ども園では非常災害が発生した際の避難場所が同校となっており、防災上の観点から園児の避難ルートの確認を兼ねての実施となった。
園児は女子生徒と一緒に手をつなぎながら入場行進。赤・白組に分かれて「よーいドン」の合図の下、一斉にかごに向かって両手に持った球を一生懸命になって投げた。
さくら組の中野梨乃ちゃん(5)は「緊張した。あまり入らなかったけど楽しかった」、もも組の中井聡哉(ときや)君(5)は「すぐ終わったけど楽しかった。お姉さんといっぱいお話しした」と笑顔だった。
同校の市川貴英教頭は「地域の人々に楽しんでもらい、本校の取り組みについてもっと知ってもらえれば」と話した。
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