色彩豊かな作品並ぶ 県文で旺玄会支部展

公募美術団体「旺玄会」和歌山支部の第41回展が28日まで、和歌山県和歌山市小松原通の県民文化会館大展示室で開かれている。

支部展は2年に1度開催。これまでは湊通丁北のギャラリーで開いていたが、同会のことを知ってもらいたいとより大きな会場で開催。同支部の会員9人と関西支部の協力を得て油彩画や日本画32点が並んだ。

常任委員の松間弘さんによる廃材をテーマにした作品や、波打ち際でしぶきを上げる海面を表現した透明感のある風景、ショーウィンドーの前を歩く人々を描いたものなど、大作が並ぶ。

市内から訪れた岩橋暉子さんは「近くで見ても、遠くで見ても色が印象的ですごい。それだけ丁寧に描こうという作者の思いが感じられますね」と一つひとつ鑑賞。松間さんは「和歌山でも旺玄会をPRしたいと関西支部にも協力してもらった。皆さんに会のことを知ってもらえたら」と話していた。

午前10時から午後5時(最終日は3時半)まで。問い合わせは松間さん(℡073・431・6821)。

人や自然を描いた作品が並ぶ

人や自然を描いた作品が並ぶ

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