県発注工事も調査へ 自治会長の詐欺で

公共工事の落札業者に対し協力金として現金を要求したとして、和歌山県和歌山市芦原地区連合自治会長のの金井克諭暉(よしゆき)容疑者(63)が詐欺の容疑で逮捕されたことを受け、県は25日に記者会見を開き、県が発注した同地区や周辺での公共工事で同様のことがなかったか調査すると発表した。

調査の対象は2016年度以降の県の発注工事で、受注業者や県職員に対し、不当な要求や金銭の授受がなかったか聞き取り調査を行う。

会見した髙松諭県土整備部長は「しっかり調べて結果をまた報告させていただきたい」と話した。

調査の予定について説明する髙松県土整備部長㊧

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