より快適な福祉施設に 生保協が物品寄贈

一般社団法人生命保険協会県協会(会長=関戸正浩住友生命保険相互会社和歌山支社長)は10月31日、和歌山県内の福祉施設に車いすやリラクゼーション器具などの物品を寄贈した。

同協会に加盟している18社の従業員から集まった「わかやま生保協会たすけあい募金」が財源。1990年度から毎年、寄贈を行っており今回で198施設となった。

同日、和歌山市の県庁で行われた贈呈式には、同協会の役員や寄贈を受ける5施設の職員が出席。

関戸会長が「安心できる地域社会づくりの一助となり、施設を利用される方のお役に立てれば」と、それぞれに目録を手渡した。

施設を代表し、同市の障害者支援施設・君里苑の芝﨑健人施設長が「入所者の高齢化により車いすを使う人が多くなっているが、車いすの不足と老朽化が進んでいる。誠にありがたい。有意義に利用させていただきたい」と感謝した。寄贈を受けた施設は次の通り。

ケアハウス虹の園(和歌山市)▽ケアハウスバイオレット(同)▽ケアハウス博愛(御坊市)▽君里苑(和歌山市)▽太陽作業所(美浜町)

寄贈を受けた施設の職員(前列)と協会の役員(後列)

寄贈を受けた施設の職員(前列)と協会の役員(後列)

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