憧れのプロへ 智弁の黒川と東妻が仮契約
先月17日のプロ野球ドラフト(新人選択)会議で指名を受けた智弁和歌山高の黒川史陽内野手、東妻純平捕手が和歌山市内で入団交渉に臨み、黒川選手は東北楽天と、東妻選手は横浜DeNAとそれぞれ仮契約を結んだ。
2人は同校1年時から5季連続で甲子園に出場し、チームの主力選手として活躍した。
2位で指名を受けた黒川選手は182㌢、85㌔の恵まれた体格から左右に鋭い当たりを打ち分け、練習熱心な姿勢も評価が高い。4日の入団交渉では、契約金6000万円、年俸650万円(いずれも推定)で合意し、楽天のユニホームにも袖を通した。
横浜DeNAに4位で指名を受けた東妻選手は6日に入団交渉。契約金4000万円、年俸600万円(同)で合意し、吉田孝司球団代表補佐兼スカウト部長から背番号が57に決まったことを伝えられると笑顔を見せた。
交渉終了後、取材に応じた東妻選手は「プロの世界で野球ができる実感が湧いてきた。(DeNAは)自分を成長させてくれる球団だと思う。正捕手を目指します」と決意を示していた。
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