県推薦校は日高中津 センバツ21世紀枠

和歌山県高校野球連盟は、来年3月に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開かれる「第92回選抜高校野球大会」の21世紀枠県推薦校に、県立日高高校中津分校(日高川町)を選出したと発表した。

同日、和歌山市砂山南の県立和歌山商業高校で表彰式があり、山本誠司監督と嶋田陸人主将が出席。毎日新聞社和歌山支局の木村哲人支局長から、嶋田主将に表彰状が贈られた。

21世紀枠は部員が少ないなどの困難な環境を克服して上位の成績を残したり、学業と野球を両立したりしているチームに出場権を与える制度。同校野球部は今秋の県二次予選で4強入り。準決勝では優勝した智弁和歌山に2―4で敗れたが、終盤に追い付くなど接戦を演じた。野球の成績に加え、部員が町内の少年野球チームを訪れ技術指導や練習の補助をしたり、学校近くの温泉施設で清掃活動を行ったりするなど地域貢献活動に積極的に取り組んでいることも高く評価された。

選抜大会の21世紀枠は3校。12月13日に近畿2府4県の県推薦校から代表候補校1校が選ばれ、来年1月24日の選考委員会で全国9地区の代表候補校から3校が選ばれる。

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