地元の味おいしいね 伏虎2年生がみそ汁作り

和歌山市立伏虎義務教育学校(鷺ノ森、林素秀校長)の2年生は12日、手作りのみそと地域の専門店が扱う食材を使った「伏虎みそ汁」を作った。

生活科の授業の一環。児童は街探検として校区を探索し、北町の久保味噌本舗でみそ造りを体験。かつお節の桶本商店、土肥とうふ店などさまざまな専門店で聞き取りを行ってきた。出来上がったみそを使ってみそ汁を作ろうと、それぞれの店でみそ汁に合う具材を教えてもらった。だしに使う昆布とかつお節、具材のダイコンや豆腐は全て街探検で訪れた店で手に入れた。

エプロン姿の児童は豆腐やダイコンを切り、かつお節を入れた鍋が沸騰するまで時間を数えたり、箸でみそを溶いてみんなで順番にかき混ぜたりして、楽しく調理を進めた。

出来上がったみそ汁を味わった谷山咲希さん(8)は「豆腐が柔らかくて切るのが怖かった。みそ汁はダイコンもお汁も全部おいしくできた。伏虎の近くにこんなにたくさんお店があるんだと分かった」と話していた。

みそを溶き入れる児童たち

みそを溶き入れる児童たち

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