高野山や橋杭岩 聖火リレー県内ルート決定

 東京オリンピック2020聖火リレーの県実行委員会は17日、和歌山県内のリレールートを発表した。全国で8カ所目となる和歌山県では、三重県から聖火を引き継ぎ、4月10日、11日の2日間で新宮市から橋本市まで9市5町、約35㌔を約180人のランナーが駆け抜け、各区間到着地点ではセレモニーも行う。

 10日は新宮市の王子ヶ浜三叉路付近の広場を出発。新宮警察署前まで1・8㌔を走る。続いて那智勝浦町の大門坂入り口から飛瀧神社の1・7㌔、串本町道の駅「くしもと橋杭岩」駐車場から総合運動公園多目的グラウンドまでの2・0㌔、白浜町のしららはまゆう公園から白浜町臨海駐車場前までの1・9㌔、田辺市文里芝グラウンドから紀南文化会館前までの1・9㌔、御坊市の津波避難タワー(薗地区)付近の三叉路から県立紀央館高校までの2・2㌔、有田市の有田市民会館を往復する1・8㌔、海南市の船尾交差点から和歌山市の和歌山マリーナシティ第1駐車場までの2・2㌔、計約16㌔をつなぎ、1日目は終了。

 2日目は和歌山城西の丸広場を出発し、JR和歌山駅前までの3㌔、岩出市の市民総合体育館駐車場からコメリパワー岩出店駐車場までの2・3㌔、紀の川市のオークワオーストリート紀の川井阪店からパナソニック㈱までの3・3㌔、かつらぎ町の町立佐野こども園からかつらぎ公園までの3・2㌔、高野町奥の院前から金剛峯寺大門までの3・2㌔、橋本市の橋本駅前から運動公園多目的グラウンドまでの3・7㌔、全約19㌔をつなぎ奈良県へリレーを引き継ぐ。

 1日目スタート地点の王子ヶ浜三叉路付近と、2日目スタート地点の和歌山城西の丸広場では、出発式を行う。1日目到着地の和歌山マリーナシティと最終到着地の橋本市運動公園多目的グラウンドでもセレモニーを行う。1日あたり約80~90人のランナーが聖火をつなぎ、1人が200㍍ほどを走る。

聖火リレーのコースとなる橋杭岩

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