しめ縄で迎春準備 お城の天守閣に飾り付け

 和歌山県和歌山市の和歌山城天守閣二の門に27日、新年準備のしめ縄飾りが飾り付けられた。

 飾り付けは市民の幸福を祈願して1959年から毎年実施。長さ約2・2㍍、重さ約7㌔のしめ縄を職員らが3㍍50㌢の高さに取り付けた。

 天守閣正面には鏡餅と生け花も飾り、新年を祝う。いずれも1月7日まで飾られる。

 和歌山城整備企画課の小西昌太郎さんは「ことしは徳川家入国400周年の年であり、これからの和歌山城について考える一年だった。新年もまた、和歌山城を盛り上げていきたい」と話していた。

 天守閣は29日から31日まで休館。1月1日午前6時から9時までは無料開放。先着1000人に記念のかわらけが配布される他、干支(えと)にちなんだネズミの登閣記念スタンプが押せる。

大きなしめ縄が飾り付けられた

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