有効求人1.37倍 県内11月高水準で横ばい

和歌山労働局が発表した11月の和歌山県内の有効求人倍率(季節調整値)は1・37倍で、前月から横ばいだった。近畿は1・57倍(前月比0・01ポイント低下)、全国は1・57倍(前月と同じ)となった。

新規求人(原数値)は前年同月比6・6%減の6533人で2カ月連続の減少。有効求人(季節調整値)は前月比0・8%増の1万7866人で4カ月ぶりの増加だった。新規求人を産業別に見ると、公務(262人増)、複合サービス業(29人増)で増加し、医療・福祉(157人減)、製造業(146人減)などで減少した。

新規求職者(原数値)は、前年同月比4・8%減の2606人で2カ月連続の減少。有効求職者(季節調整値)は前月比0・6%増の1万3046人で2カ月連続で増加した。新規求職者(パート含む常用、原数値)のうち在職者は672人、離職者は1621人だった。

正社員について(いずれも原数値)は、有効求人倍率は1・00倍で、前年同月比0・06ポイント上昇。有効求人は同4・1%増の7356人、有効求職者は同1・9%減の7380人となった。

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