寒さに耐え鮮やかに 片男波公園でサザンカ

和歌山県和歌山市和歌浦南の片男波公園で、サザンカが見頃を迎えている。

同公園を管理する和歌公園管理事務所によると、サザンカは12月ごろから咲き始め、2月ごろまで楽しめる。赤色の花びらが何重にも広がり、冬の訪れを告げる花として庭木や盆栽に用いられている。ツバキと似ているが、サザンカは花びらが1枚ずつ散る他、早春に咲くツバキに対しサザンカは晩秋に咲き始めるといった違いがある。

園内では駐車場から健康館につながる階段で300本のサザンカが咲いている。また日本庭園、遊具広場、万葉館の窓からは名草山の風景と一緒にサザンカの花壇が見られる。

同事務所では「サザンカを通して真冬の彩りを感じてもらいたい」としている。

鮮やかな濃いピンク色のサザンカ

鮮やかな濃いピンク色のサザンカ

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