新宮の郷土料理 和大でめはり寿司の調理体験

和歌山県和歌山市栄谷の和歌山大学観光学部で9日、新宮市との交流ワークショップが開かれ、学生ら26人が郷土料理の「めはり寿司」を作った。

同学部と県内市町村による観光資源を展示するシリーズ企画展「わかやま×観光展」の一環。新宮市は太地町、みなべ町に続く第3弾。

めはり寿司は漬け込んだ高菜の葉でご飯を包んだシンプルな料理。ワークショップでは同市在住、在勤の女性と同市職員からなる「新宮市魅力発信女子部」が作り方を指導した。

参加者は高菜の茎を刻み、葉と共にたれで味付け。炊きたてのご飯に茎や塩こんぶ、クリームチーズなど好きな具をのせ、高菜の葉で包んでいった。出来上がっためはり寿司の出来栄えを参加者はスマートフォンで撮影し、大きな口を開けてかぶりついていた。

観光学部1年生の早坂奈々さんと上村加奈さんは「作り方がシンプルで、簡単にできた。クリームチーズを入れてもおいしかった。新宮は遠いイメージだったけど、きょうは地元のディープなイメージを知れたので行ってみたくなった」と話していた。

高菜でご飯を包む学生ら

高菜でご飯を包む学生ら

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