SDGs推進ネット設立へ 20日和歌山市

国連の持続可能な開発目標(SDGs)の推進に向け、和歌山市は「市SDGs推進ネットワーク」を発足させる。賛同する企業や団体が参加し、設立総会とイベントが20日午後2時から、二番丁の和歌山地方合同庁舎で開かれる。

市企画課によると、同ネットワークは、市内での活動を活性化させるため、市が和歌山財務事務所、紀陽銀行、きのくに信用金庫と設立協議を進めてきた。

「豊かな自然環境の継承」「みんなが暮らしやすい地域社会の実現」「域内経済の好循環と未来に向けた人材の育成」などを掲げ、講演会や異業種交流会、ビジネスプランコンテストの開催、企業・団体の優れた取り組みの表彰などの活動を予定している。

会員の提案に基づき、より具体的なテーマについて調査や研究を行う分科会の設置も進める。

市は昨年7月、内閣府の「SDGs未来都市」に選ばれ、中心市街地と郊外の加太地区で持続可能な社会の成功モデルづくりを目指しており、将来的には、同ネットワークと連動した活動の実施にも期待している。

設立総会では、役員や活動計画などを決め、セミナーと交流会も行われる。
ネットワークに参加する企業・団体は随時受け付けている。詳しくは市ホームページ(http://www.city.wakayama.wakayama.jp/shisei/1009206/1024692.html)。問い合わせは同課(℡073・435・1015)。

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