HYDEさんが舞台あいさつ 地元黒ミサ上映会

昨年1月に和歌山県和歌山市で行われた、同市出身のロックミュージシャン、HYDE(ハイド)さんのコンサートの先行上映会がこのほど、同市松江のジストシネマ和歌山で開かれ、HYDEさん自身が舞台あいさつに登場。「一つの夢をかなえ、これまでの人生や地元での思い出など、いろんなものが重なった特別な一日だった。自分の選んだ道が間違いではなかったと思えた瞬間だった」と感慨深げに振り返った。

映像作品「HYDE ACOUSTIC CONCERT2019黑ミサ BIRTHDAY-WAKAYAMA-」の発売を記念した上映会。作品はほぼノーカットで収録され、初回限定盤で「市ふるさと観光大使」委嘱の様子を紹介。HYDEさんの誕生日の1月29日に発売され、前日の28日は全国41の映画館で上映会がある。

この日、全国から集まったファンの「お帰り」の声に迎えられ、HYDEさんは「ただいま」と笑顔。映像作品の見どころとして「曲と曲の間をカットせず、黒ミサの凛とした空気感を詰め込んだ」とPR。「曲に解説を付けるなど、『初めての人にも分かりやすいHYDE』になった」と紹介した。

今回、自身がプロデュースした「HYDEサザン」で帰郷したといい、「生き別れになったきょうだいに会ったかのような心境だった」と沸かせ、「自分がデザインしたものは、完成形を見るのが楽しみ。『やっと出会えた』感じだった」と話した。

ふるさとでのコンサートを振り返るHYDEさん(撮影=緒車寿一)

ふるさとでのコンサートを振り返るHYDEさん(撮影=緒車寿一)

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