市民手作りのCM 海南保健福祉センターで上映

和歌山県の海南市民が手作りした、まちのPR動画の上映会「海南映像祭」が11日午後2時から、同市日方の海南保健福祉センター2階多目的ホールで開かれる。

京都で撮影する映像の専門家らでつくる「魅力発見!海南を撮りたい会」が主催。同会は昨年の8月からことしはじめにかけて、CMやドラマ仕立てで同市の歴史や魅力を撮影。CMは市民が監督、脚本を務め、約100人が出演した。撮影場所は、すわん江戸村、黒江の町並、下津大崎港、鈴木屋敷、海南駅前商店街、亀ノ川念仏踊り、宇賀部神社など。

上映会では、和歌山を中心にロックバンド「ザ・ビート」として音楽活動をする岡村康司さん、県出身の女優・七海薫子さん、すわん江戸村・劇団紀州が映像と音楽で盛り上げる。

岡村さんは「CMの制作、完成によって市民が一致団結し、上映会が交流の場になれば。『歴史を紐とけ!鈴木物語』と題した作品も上映。ぜひ皆さんに見ていただきたい」と話している。

上映後は、すわん江戸村・劇団紀州による踊りと歌謡ショーもある。

入場無料。希望者は直接会場へ。問い合わせは同会の小林さん(℡090・1464・1124)。

多くの市民が参加して進められた映像製作

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