なりたい自分へ新たな一歩 IBWで卒業式

学校法人山本学園IBW美容専門学校(和歌山県和歌山市北汀丁、山本文子校長)で4日、卒業式が行われ、技術を習得した41人が新たな一歩を踏み出した。

昼間課程は第78回、通信課程は第72回の卒業式となり、山本校長が各課程の代表に卒業証書を授与。「この学年は、昨年の校舎引っ越しや、新型コロナウイルスで縮小となった卒業式など思い出深いことが多い。この仲間で乗り切ったことを忘れないでほしい」と激励した。

同校はキャリアデザインに力を入れ、生徒は自分の生き方や働き方を具体的に構想し、計画を立て、「将来なりたい自分」を見つけることで、夢や目標の達成を目指してきた。

卒業生の湯川未咲希さん(20)は「入学した時と今の自分とはぜんぜん違います。先生方がやる気をサポートしてくださり、自分に自信がつきました」と涙を浮かべ、「仲間にも恵まれ、なりたい自分になり、夢を見つけました。名古屋に行って夢をかなえたい」と話した。

山本理恵副校長は「この学校で卒業生が未来に希望を持ち、社会を生き抜くための力を身につけ、夢を見つけられたことがうれしい。入学式の頃の顔つきと全然違う」と涙ぐんでいた。

式の後、教員が手づくりしたDVDが上映され、卒業生は入学当時の自分たちの映像を見て、今の成長と自信を実感し、会場は涙と笑いがいっぱいの温かい雰囲気に包まれた。

山本校長㊨から証書を受け取る晴れ着姿の卒業生

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