夜の桜並木楽しんで 23日~南海ライトアップ
南海電鉄㈱(大阪市浪速区、遠北光彦社長)は23日~4月5日、同社高野線の学文路―九度山駅間で沿線にある桜並木のライトアップを行う。また、学文路駅の上りホームに花壇「学文路 花文字花壇」を設置する。設置時期は今月31日を予定している。
同社は高野山に向かう途中の旅をより楽しんでもらおうと2007年から「『こうや花鉄道』プロジェクト」を進めており、九度山駅に「九度山真田花壇」を設置したり、橋本―極楽橋駅間で展望デッキ付き列車「こうや花鉄道 天空」を運行したりしている。
学文路―九度山間の桜の木はソメイヨシノで2007年に同社の社員と地域住民が植樹。桜並木のライトアップは今回が初めてで、約330㍍にわたって植えられた29本が対象。時間は午後6時~10時で、桜の花びらを日中と同じ色で再現できる専用のLEDを使用するという。
学文路駅への花壇設置は、同駅の近くに高野山への参詣道の一つで高野山女人堂に至る京大坂道や学文路天満宮などがあることを知ってもらおうと企画。設置当初はサクラソウやエニシダなど季節の花を植え、花壇には「合格祈願」や「祝合格」などの文字を掲示する。
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