コロナでも桜まつり 和歌山城で、宴席は禁止
和歌山市では22日に桜の開花が宣言され、29日ごろに満開が予想されているが、新型コロナウイルスの影響で、花見シーズンにも自粛ムードが漂う。
和歌山県内有数の名所、和歌山城公園では市が毎年「桜まつり」を開催。ことしもぼんぼり100個とちょうちん400個を使った桜のライトアップは始まり、4月5日までの日没から午後10時まで行うが、宴席は禁止することを決めた。
26日午前の時点で公園内に屋台の姿は見られない。市は、全国でイベントの中止が相次ぐ中、市主催行事などは工夫して実施する方法がないか検討するとしており、桜まつりの屋台について和歌山城整備企画課は、感染対策などを業者と調整し、実施する方向で検討している。
園内には約600本の桜があり、ソメイヨシノはつぼみが多いが、一の橋近くのシダレザクラは満開が近づいている。
尾花正啓市長は「ことしは歩いて静かに花を見てもらえれば」と話す。
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