運動の魅力次世代へ 聖火ランナー中川聖子さん

中学生の頃にソフトボールを始め、実業団のソフトボール部で活躍。世界選手権にも2度出場し、1965年には主将としてチームを3位に導いた。

個人の力だけでは勝てない団体競技。相手を思いやる気持ちでプレーし、失敗も補い合い磨いたチームワークでピンチを乗り越える、そんなつながりを感じられるスポーツの魅力を味わった。

活動的な性格で、体を動かすのが大好き。現在は県内唯一のラジオ体操指導士1級資格保持者として、年齢を問わず、誰もが気軽に体を動かす楽しさを伝えている。

周囲の勧めもあり「自分も、こういうかたちなら関われるかも」と聖火ランナーに応募。「今後の人生に最高のプレゼントを頂きました」とほほ笑む。毎朝、日課となったウオーキングで体力づくりを欠かさず、晴れ舞台に備える。

「選手の皆さんは何百倍も大変だと思います。安心して競技に臨め、積み重ねてきた成果が発揮できるような状態で大会が開催されるよう願っています」。

一流アスリートが集う夢のような大会に向け「もし機会を頂ければ、精いっぱいの走りで聖火をつなぎたい。感謝の気持ちと誇りを胸に、次の若い世代にスポーツの素晴らしさを継承していきたいですね」と笑顔で話している。

中川さん

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