春季高校野球が中止 夏のシード校は議論へ

和歌山県高校野球連盟は7日、18日に開幕予定だった春季県大会を中止すると発表した。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、選手やチーム関係者などの安全を最優先し決定した。

春季大会の中止は記録がある1948年以降で初めて。県高野連は当初、11日の開幕を予定し、その後、1週間の延期と無観客での実施を決めていたが、感染がさらに拡大している状況の中、やむなく断念した。

春季大会で決まるはずだった、今夏の第102回全国高校野球選手権和歌山大会のシード校については、15日に開く同大会の第1回運営委員会で議論する。

5月に京都市で予定されていた近畿地区大会と、和歌山以外の近畿5府県の大会はすでに中止されており、近畿全府県の春季大会が行われないことになった。

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