飲食ゾーンの開業延期 南海市駅「キーノ」

24日にオープンする南海和歌山市駅の複合施設「キーノ和歌山」のうち、商業ゾーン2階「キーノ・ザ・フードホール」の飲食店10店舗の開業が当面延期される。新型コロナウイルス感染拡大の影響によるもので、開業日は今後の状況を考慮して判断する。

南海電鉄によると、キーノ・ザ・フードホールは「ローカルで質にもこだわった飲食店の集まり」などをコンセプトに、和食、焼肉、バル、カフェ、居酒屋など人気の飲食店10店舗が集まる。

食品スーパーなどが入る商業ゾーン1階、クリニックやスポーツジムなどが入る3階は24日に開業するが、一部店舗で臨時休業や営業時間の変更がある。

すでに一部がオープンしている公共施設棟の市民図書館は、図書の貸し出しと返却業務のみとし、館内の座席での閲覧はできない。カフェも持ち帰りのみの営業となる。

ホテル棟の4~12階に入る「カンデオホテルズ南海和歌山」は30日に営業を開始する。

尾花正啓市長は16日の定例記者会見で「24日のグランドオープンに非常に期待を持っていた。先延ばしになるのは残念だが、(事態の終息後)改めて何らかのオープニングはしたい」と話した。

オープンが近づく「キーノ和歌山」

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧