新型コロナ冷静に対処を 具体的な要望や意見を政治に

鶴保 庸介

令和となって初めての春を迎えましたが、昨年末より世界各地で猛威を振るう新型コロナウイルスの感染拡大により、全国各地でさまざまな影響がみられます。
日本においても緊急事態宣言が出され、都心部ではそれに基づく休業、自粛要請などで経済活動に甚大な被害がもたらされています。
これから長丁場の中でいろんな不安や、知りたいこと、各業種業界で思いもあろうかと思います。皆さんの具体的なご要望なりご意見を。この際ですから構造的、中期的な変革を求めるものであっても、具体的な政策であれば構わないと思います。
今回の被害に対し、政府・与党は財政支出39兆円、事業規模108兆円、GDPの20%に及ぶ経済対策を決定しました。この「新型コロナウイルス感染症緊急経済対策」では、総額26兆円の税・社会保険料の猶予制度のほか、6兆円を上回る現金給付などを行うこととしています。給付金の支給に当たっては、令和2年度補正予算案の成立後、5月には支給できるよう政府は準備を進めています。
抜本的な治療方法が見つからない、感染メカニズムがハッキリしないという今の状況下にあっては、新型コロナウイルスの感染拡大による影響をできる限り抑制するため、不要不急の外出や、換気の悪い「密閉」空間、大勢の人が集まる「密集」場所、間近で会話や発声をする「密接」場面、いわゆる三密を避けていただくよう改めてお願いをする次第です。
今年に入り、私自身が携わってきた仕事に関して「道の駅」議連の発足や、鳥獣被害対策についてのこと、道路の供用に関することなど皆さまにご報告したいことはたくさんありますが、まずは1日も早く事態が収束することを願うとともに、その時にはしっかりとした景気対策を打つことをお約束します。
皆さまにはいろんな情報が錯綜して、パニックにならぬよう冷静に対処していただくとともに、国として、得られる限りの情報を流していきます。

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