スーパー銭湯も臨時休業 コロナで影響
新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言が全国に拡大されたことを受け、住民が疲れを癒やしに訪れるスーパー銭湯にも臨時休業の動きが広がっている。
紀北地域では、和歌山県和歌山市の紀州黒潮温泉、ふくろうの湯、きらくゆ和歌山店、海南市のきのくに温泉、橋本市のゆの里などの人気銭湯が先週末ごろから急きょ休業しており、再開は5月の大型連休終了後以降としている施設が多い。
営業を続けている施設でも、時間を短縮したり、マッサージ、あかすりなど体に触れて行うサービスを一時休止したりしている。
和歌山市内のある施設では19日、臨時休業の張り紙を見た70代の自営業男性が「銭湯まで休むとは思わなかった。楽しみに来たのに」とがっかりした様子。別の施設では18日、休業前に何とか入浴できたという40代の会社員男性が「大きな風呂に入って疲れを取るのが体調管理の習慣になっている。しばらく来られないのはつらい」と話していた。
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