泳ぐ姿で街を元気に こいのぼり和歌山城に

和歌山県和歌山市の和歌山城天守閣の中庭に20日、毎年恒例のこいのぼりが揚げられた。

子どもたちの成長と健康を願って毎年保育園や幼稚園の園児らが市職員と共に掲揚しているが、ことしは新型コロナウイルス感染拡大防止のため、子どもは不参加となった。

こいのぼりは㈱をぐらや(同市本町)がことし寄贈したもので、吹流しとまごいが7㍍、ひごいが6㍍、こごいが5㍍。この日は強風で、揚がったこいのぼりはポールがたわむほど勢いよく風に乗っていた。

和歌山城整備企画課では「こいのぼりは子どもの健やかな成長を願って揚げている。今は学校や幼稚園が休みで、天守閣にも登れないが、子どもたちに元気を与えられたらと思う」、㈱をぐらやでは「コイは逆境に強い魚。市民に一日も早く元気になってもらいたい」としている。

こいのぼりは5月5日まで掲揚。天守閣は緊急事態宣言の発令に伴い5月6日まで臨時休業しており、間近で見ることはできないが西の丸広場から天守閣とこいのぼりを一緒に楽しむことができる。

天守閣のそばで泳ぐこいのぼり

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