博物館や文化会館も 公共施設の閉鎖が拡大
仁坂吉伸知事が和歌山県内事業者に休業を要請すると表明し、対象施設に「集会・展示施設」「博物館」などが含まれたことを受け、公共施設にもさらに閉鎖や利用制限が拡大することになった。
県有施設では、24日まで通常開館を続けていた和歌山市の県立博物館、紀伊風土記の丘、県立文書館などが5月6日まで休館。県民文化会館も休館し、貸し会議室と駐車場の使用のみとなる。照明機器の改修工事を終え、25日から再開予定だった県立近代美術館、岩出市の根来寺遺跡展示施設も休館する。
利用制限にとどまっていた和歌山市の県立体育館、県立武道館、和歌山ビッグホエール、和歌山ビッグウエーブも全面休館となる。
引き続き利用できる県有施設でも、県外からの駐車場利用は受け入れない。
各市町村の公共施設では、和歌山市が市民会館や市立博物館、体育館などの休館を決定。海南市、紀の川市、岩出市、紀美野町は、すでに文化施設や体育施設などの大半を休館としており、知事の休業要請を受けての大きな変更は見られない。
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