WAKAYAMA NEWS HARBOR
和歌山さんぽみちプロジェクト

簡単に作れる「在住」ステッカー

31週にわたりお伝えしてきた「梅でつながる茨城探訪」に別れを告げ、今週は緊急事態宣言が続く新型コロナウイルスの話題を取り上げたい。
県外との往来自粛を呼び掛ける県が、県内在住で県外ナンバーの車両に乗る人を対象に交付する「県内在住確認書」は8日付けの本紙で紹介の通り。
やむを得ない理由で県外ナンバーの車両を県内で使用する筆者の知人も、居住エリアの振興局へ申請書を提出。確認書の交付を受けた。
県外ナンバーの車両を見た県民の不安を拭い、ドライバーにとってもいたずらやあおり運転の被害に遭わないよう、全国的に見ても早い段階からの取り組み。しかし、確認書の掲出は車両のフロント部分。後方からの分かりづらさは否めない。
これらの取り組みの先例として串本町が配布した「わたしは串本町に住んでいます」のマグネットシートをアイデアに、ステッカーを自作し、不安を訴える知人にプレゼントした。縦・横15㌢の正方形型で中央に県の地図をかたどったマークを配置。「和歌山在住」の文字を入れた。
作り方は簡単。プレゼンテーションソフトとして一般的なパワーポイントを使い、マークは無料で使用できるものを使った。家庭用のプリンターで印刷して切り取り、風雨に耐えられるようラミネート。さらに、裏面に後から剥がせるタイプの両面テープを貼り付けた簡単なもの。
車両のリアガラスやリアバンパー部分に貼り付けることで、自己申告であるが和歌山在住者であることを知らせることができる。
県民を不安にさせないために、県外ナンバーの車両を利用される方は参考にしてほしい。
(次田尚弘/和歌山市)