和歌山市にマスク 台湾日本関係協会が寄贈

台湾の対日窓口機関である「台湾日本関係協会」(邱義仁会長)は、新型コロナウイルス感染拡大防止に役立ててもらいたいと、品薄が続いているマスク5000枚を和歌山市に寄贈した。日台友好市議会議員連盟(遠藤富士雄会長)を通じて申し出があり、21日に市役所で寄贈式が行われた。

同議連は2010年に結成。全議員が参加している友好議連は全国的に珍しく、台湾各地との友好を推進する活動を続けており、高雄市、台南市の両議会と和歌山市議会は相互交流の覚書を交わしている。

同議連を通じて台湾から新型コロナ対策の支援物資が市に贈られるのは4回目。寄贈式には遠藤会長ら同議連の市議5人が出席し、尾花正啓市長は「議連の皆さまのおかげで度重なる支援を頂いている」と深謝した。

同議連の寒川篤副会長は「人の心のつながりが一番ありがたい。これからもお互いを大事にしながら、(台湾と)お付き合いをさせていただきたい」と話した。

 

寄贈されたマスクを前に尾花市長(左から3人目)と日台友好議連の市議ら

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