甘酸っぱい香り パッションフルーツ収穫

和歌山県紀の川市桃山町調月のヨシムラファーム(吉村英樹社長)で、パッションフルーツの収穫が最盛期を迎え、従業員が赤紫色に熟した果実を一つずつ丁寧にもぎ取っている。

収獲後約1週間から10日かけ、追熟させると食べ頃になる。

半分に切りスプーンですくって食べるか、バニラアイスやヨーグルトに混ぜて味わうのもお勧めという。栄養価も高く甘酸っぱさと食感がおいしさを引き立てる。

収穫は8月まで続き、同市の産直店やマツゲン本店(和歌山市吹上)、同市吉田でフルーツカクテルを提供するサウスウエストカフェ(小山よしお代表)などに卸される。

甘酸っぱい香りを放つビニールハウスは2連棟あり、作業する従業員の久保良さん(36)は「多くの人に食べていただけるように、収穫期最後まで頑張ります」と笑顔。

同所のパッションフルーツを扱う小山さんは「知り合いから和歌山産パッションフルーツの話を聞き農園にも見学に行きました。カクテルはお客さまにも好評です」と話していた。

 

パッションフルーツを収獲する久保さん

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