ショウガに漬けた梅干し 和市のカフェで

ショウガ料理専門店の「カフェモコ」(和歌山県和歌山市相坂)は、県産の土ショウガで漬けた梅干し「お母ちゃんがこしらえたしょうがうめ」を販売している。

同店は2014年にオープン。メニューにはショウガを使用したハンバーグやカレーなどが並ぶ。代表の松本和美さんによると、梅干しのはちみつ漬けからヒントを得てショウガで漬けた梅干しの商品化を考えたという。製造はみなべ町の㈱佐々木農園が行い、同店が作ったショウガのシロップで梅干しを漬けた。

商品は6月初めに発売。ショウガの爽やかな香りと梅干しのすっきりした酸味が合い、ほどよい甘さに包まれた優しい味わいとなっている。松本さんは「梅干しとショウガの両方の味を楽しめます。お酒のおつまみにも良いと思います。ギフトに購入される方もいらっしゃいますよ」とPRしている。

価格は1800円(税込み)。1箱300㌘。同店の他、和歌山マリーナシティ内の黒潮市場やイオンモール和歌山内の産直市場よってって、フォルテワジマ内のフォルテ食品館などで販売している。今後は販売店舗の増加やインターネットを使用した販売に力を入れていく考えだ。

松本さんは「ぜひ全国の人に食べていただきたい。和歌山のお土産として広がっていけばうれしい」と話している。

問い合わせは同店(℡073・497・6444 =火・水曜日定休)。

 

「全国に広めたい」と語る松本さん

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