詐欺被害を防止 コンビニオーナーに感謝状
特殊詐欺被害を未然に防いだとして、和歌山県警和歌山東署は15日、ローソン和歌山冬野店オーナーの保田幸平さん(43)に感謝状を贈った。
同署によると6月15日、60代の男性が慌てた様子で来店。2万5000円分のGoogle Playカードを購入しようとしたため、保田さんが質問すると男性が「ハッカーにパソコンをロックされ、お金を請求されている」と話したことから、保田さんは特殊詐欺ではないかと疑問を抱き、「詐欺かもしれないので購入を待ってはどうか」と声を掛けて説得。男性も納得し、保田さんは同署に通報した。
同店には高齢者の来店客も多く、プリペイドカードを購入する人もいるという。保田さんは男性が特に慌てた様子だったため、不審に思ったという。
森下昌彦署長から感謝状を受け取った保田さんは「高校生のスタッフも多く、お客さまに声を掛けるのに緊張することもあるが、人を助けるという気持ちで積極的に声を掛け、警察にも相談して、みんなで対応できるようになれば」と話していた。
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