県外で感染の可能性 新型コロナ新たに2人 

和歌山県は18日、新たに和歌山市の20代女性と岩出保健所管内の20代女性が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。

同日夕方に会見した県福祉保健部の野㞍孝子技監によると、和歌山市の女性は17日に感染が確認された40代女性の同居家族で、13日から37度台の発熱と味覚、嗅覚に障害が出ていた。15日に熱が下がったため、大阪の専門学校に登校していた。16日に医療機関で濃厚接触者として検査を受けたところ、陽性の結果となった。

同居、別居している家族2人は陰性だった。また、専門学校で感染者が出ていることから、女性の友人についても調査中としている。

岩出保健所管内の女性は10日から15日にかけて大阪に住む家族のもとで滞在したり、大阪府内で買い物や飲食をしたりした。帰宅した16日の夜から発熱と全身に倦怠感があり、17日に喉の痛みと頭痛があったため医療機関を受診。検査で陽性となった。

女性の同居家族3人は陰性。女性が勤務する職場の3人の検査を予定しており、また大阪に住む家族についても大阪府に検査を依頼するという。

17日に感染が分かった10代女性と20代男性の同居家族は全員陰性だった。県内の累計感染者は89人。現在も16人が入院中。

大阪での感染の可能性を話す野㞍技監㊧

大阪での感染の可能性を話す野㞍技監㊧

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