密な飲食や宿泊控えて 仁坂知事が呼び掛け

和歌山県内の新型コロナウイルス新規感染者の中で、大学生らが友人宅で長時間の飲食や宿泊をして感染が広がるなどの例が増えていることを受け、仁坂吉伸知事は28日の定例記者会見で、県民に「飲食で長時間『密』になること、友人宅での宿泊などは控えてほしい」と呼び掛けた。

県は、自粛要請レベルの引き上げ基準の一つに、近隣府県の新規陽性者数が一日40人以上で複数日発生することを挙げており、大阪府でこれを上回る状況となったことなどから、仁坂知事は県民へのお願いを追加するとして、発言した。

この他、大阪や首都圏での会食を控えること、医療機関や介護施設などの職員に対し、施設への持ち込み防止のため、県外への外出は慎重にすることなどを改めて求めた。

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