智弁が快勝で3回戦へ 投打で高レベル見せ

7日目
【第1試合・2回戦】

南部 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1
智弁和歌山 3 0 0 1 1 0 0 0 × 5

〔南〕堺―坂本〔智〕大林、矢田、中西、小林樹―石平、宇井▽2塁打=角井2、小林白(智)

「2020 夏 高校野球和歌山大会」は7日目の28日、2回戦3試合があり、第1試合で智弁和歌山が南部を5―1で下し、第2試合では市立和歌山が笠田に3―1で勝利した。

智弁が序盤に主導権を握り、危なげない試合運びで快勝した。

1回裏、智弁は細川、綾原の連打で無死1、2塁とし、宮坂の右前適時打で1点を先制。さらに角井の左越え2塁打で2点を加えた。4回にも1点を加え、5回は1死2塁から川上が中前に適時打を放ち5点目を挙げた。

投手陣は4投手の継投。相手打線を5安打に抑え、連打を許さない快投を見せた。9回はプロも注目するエースの小林樹が登板し、全球直球勝負で三者凡退に仕留めた。

中谷仁監督は「初戦としてはしっかり勝ち切れて良かったと思う。春から投手陣が成長しているのをすごく感じている。先発の大林はテンポ良くしっかり投げてくれた」と振り帰り、先発して4回を無失点に抑えた大林は「緊張して硬くなり、試合前のブルペンから調子はあまり良くなかったがゼロに抑えられて良かった。投手陣はそれぞれタイプが違う。どこでもいけるように準備し、与えられた場所で最高の結果を出したい」と力強く話していた。

5回裏1死2塁、川上が中前適時打を放つ

5回裏1死2塁、川上が中前適時打を放つ

関連記事

同じカテゴリのニュース一覧