星林が初戦で敗れる 打線5安打と低調

「2020 夏 高校野球和歌山大会」は大会8日目の29日、和歌山県和歌山市毛見の紀三井寺公園野球場で3試合があり、第1試合では星林が和高専に4―6で逆転負けを喫した。

8日目
【第1試合・2回戦】

星林 1 2 0 0 0 0 0 1 0 4
和歌山高専 1 3 0 0 0 1 1 0 × 6

〔星〕西本―濱田〔和〕上野、蔦尾―河合▽2塁打=河合、藤﨑、富岡(和)

星林は1回、山崎の中犠飛で1点を先制。2回は福田壮の適時内野安打などで2点を追加したが、3回以降相手投手を攻略することができなかった。8回は1点を返しなおも1死満塁と攻め立てたが、後続が連続三振に倒れ追い付くことができなかった。

先発したエースの西本は「もともと課題。浮き足立ってしまい、地に足が着いていなかった」と話す立ち上がりに失点。完投したが10安打を許し毎回走者を背負うなど最後までリズムをつくれず、「ボール球が先行し、自信があるスライダーも制球できなかった。中盤も踏ん張れなかった」とうなだれた。

宮下隼一監督は「相手投手の緩い変化球を低い打球で中堅に打ち返したかったが、思いの外制球が良くかわされた」と振り返り、4失策と乱れた守備については「これだけ守れなかったら勝てない」と厳しい表情だった。

2回表、福田壮が適時内野安打を放つ(星林)

2回表、福田壮が適時内野安打を放つ(星林)

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