新たに2人が感染 マンションの陽性7人に

和歌山県は7月30日、岩出保健所管内の50代介護ヘルパーの女性と和歌山市の20代男性会社員の2人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表した。いずれも病状は安定している。県内の感染者は累計142人となり、42人が入院している。

50代女性は、29日に感染を発表した50代女性看護師の濃厚接触者で、同じ介護事業所に勤めている。24日からせきなどの症状があり、発症後に勤務していた日が同日を含めて3日あった。

17日に発表した別の事業所の訪問介護ヘルパーの40代女性と同じ利用者宅を訪問し、この利用者に発熱があったことも分かり、さらに調査をしている。

20代男性は、27日から全身倦怠感などの症状があり、28日に医療機関を受診し、陽性と判明した。24日に和歌山市内で県外の友人5人とカラオケなどをしており、このうち京都市内の友人1人は28日に感染が確認されている。

22日に発表し、入院中の橋本保健所管内の50代男性に異常行動が見られ、脳炎の疑いがあるとしていた件については、髄液の検査が陰性だったことなどから、脳炎よりも脳症が疑われるとし、引き続き調査している。

また、紀南地方のリゾートマンションの同室で過ごした大阪府の50代女性とその友人らの集団感染に関しては、陽性者が29日時点の5人から7人に増えたことを明らかにした。

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